前回、お金のブロックの壊し方について
記事を投稿しました。

今回の記事は、この投稿の続きです。
なのでまだ読んでいない方は、絶対こっちから読んでください!
↑が「上巻」で今回が「下巻」です
さて、3時間のコンサルティングに30万を支払った僕。
無事お金のブロックを壊すことができたのですが、
その結果どうなったのでしょう。
実はあの決断から50日後の
2020年12月6日。
僕の初めての高額商品が売れたのです!
ということで今回の記事も、
当時のブログを引用して
僕が自分自身の弱さと向き合い、
初めての高額商品を販売するまでの軌跡を
じっくりお伝えしたいと思います。
コーチングに限らず、
副業や個人事業主として自分の商品をつくり、
販売していきたい人にとっては参考になると思います。
恥ずかしいところも自己開示していくので、
ぜひ楽しみながら読んでみてください。
親友から言われた「将吾は優しいから無理」
これはちょっと前日談なんですが、
福岡に行く1か月ほど前の2020年9月11日。
社会人1年目の頃から仲良くしている親友と飲みました。
彼は自分の会社を持っている、いわゆる経営者です。
僕がコーチングでの独立することを伝えると、
その親友(経営者)は一言。
「将吾は個人事業主無理だと思う。優しいから。」
結構、グサッときました。
なぜって、
自分が一番分かってたからです。
僕は人の目が気になることが多かったから、
他人が嫌な顔をするのを見るのが嫌でした。
だから、自分の商品を提案して、
嫌な顔をされたり、
自分が否定されたりすることに
強い拒絶の気持ちがあったんです。
それを見透かされたことで僕はちょっぴり落ち込み、
それ以上は自分の話をすることができませんでした。
親友(経営者)は、
スタートアップ企業を経営して、
ものすごくハードな環境を渡り歩いてきてる。
修羅場もくぐり抜けてきている。
そんな彼から見て、僕は甘く見えたのでしょう。
自分がいちばん、よく分かっていました。
福岡への旅がもたらした気持ちの変化
やっぱり、「売る」ってとこに課題があるよな。。。
薄々感じていたことに加えて、
親友からの一言。
僕は、やりたいことの実現に向けてその課題から
もう目を逸らせないところまで来ていました。
そんな思いが募り、
販売についてのノウハウをネット上で漁っているなかで
福岡のコーチが「販売戦略」について発信しているのを発見。
僕は「この人だ!」と直感し、人生ではじめて福岡に乗り込んだのでした。
福岡から帰ってきて最初に感じたのは、「焦り」でした。
やってもうたーーーーー、
やってもうたーーーーーーーー!!!!
テンション上がって30万払ってもうたーーーーーー!!!!!!
※プライベートは関西弁。
もう、強い後悔が心の奥底にあるんですよ。
それがみえるんです。
この期に及んで、
僕にはまだお金に対してのブロックがありました。
短期的な「損」への恐怖。
でも、、、
同時に「心に火」が灯っているのも感じていました。
ここまでのことをやったんや。
今までの自分と、絶対に決別してやる。
置いてきた30万円は、
自分がコーチングを高価格で販売することで絶対に意味のあるものにしてやる。そしてこのまま、一気に人生を前に進めてやる!
※心の声も関西弁。
強い想いは、そのままモチベーションとなり、
この記事を書いている今も安定して僕の中に存在しています。(当時)
「やり切れる人は意志が強いのではない。
やらざるを得ない環境をつくるのが上手いのだ」
この言葉の意味を、改めて実感する「心の変化」でした。
対面営業をやってみて感じたこと
その想いそのままに、10月の下旬から対面営業をはじめました。
「自分が関わりたい」と思う人を挙げたら、
なんと30人にもなりました。
そのなかでも特に思い入れの強い人たちに、
連絡を取ってランチしたり飲みに行ったりしました。
ネットで調べたコーチング販売のテンプレを参考に、
自分なりに一生懸命話します。
でもね、正直全然うまくいかないんです。
ほんとダサいくらいたどたどしい。
話してる自分が一番よくわかってます。
そして、断られる。
もちろん、30万円のコーチングというのは
気軽に手を出せる値段ではありません。
また、相手にとってはコーチングを欲している
「タイミング」ではないかもしれません。
ただ、「いやな顔を見たくない」「拒否されたくない」という
自分のなかにある「いや~な感情」が顔を出すんです。
「お金をもらうのも、愛なんです」
という福岡のコーチからの言葉は、完全に忘れてました。
数人に断られたところで、
「やっぱり、僕には無理かな」
という気持ちが出てきていました。
そんな状態で11月が終わり、12月。
新型コロナの感染も広がり、
僕はあまりアポを入れなくなっていました。
「このまま営業もちょっとお休みかなぁ。
年内に1件契約するって目標、達成したかったなぁ。。。」
そんなある日・・・。
あの日言えなかった話を
2020年12月6日、日曜日。
僕は家でブログ記事を書いていました。
すると突然、電話が鳴りました。
親友の経営者でした。
「将吾は個人事業主無理だと思う。優しいから。」
あの飲み会依頼の連絡。
そもそも日曜の日中に電話が来ること自体、
珍しいことでした。
「もしもし、今車で近くにいるんだけど、
よかったら2,3時間ドライブ行かない?」
突然の誘いでした。
「うん、行くよ!準備する!」
僕も彼と、じっくり話したいと思ってました。
だから、二つ返事でOKしたんです。
あの飲み会以来の再会でした。
車のなかでは、
お互いの近況や仕事について思っていることを話していました。
久しぶりだったので最初はちょっと緊張したけど、
すぐにお互い夢中で話すようになりました。
昔はこうやって、よく時間を忘れて熱く議論してたんです。
久しぶりに昔に戻ったように、話は尽きませんでした。
ただ、僕のなかではひとつの想いがあったんです。
「あの日できなかった話をしたい」
指摘されて日和って、言えなかったこと。
僕がなぜコーチングで起業するのか。
僕の顧客は、なぜ個人でなければならないのか。
独立をして、どんな未来を手に入れたいのか。
コーチングって本当に人を変えるんだよ、ってこと。
「そういえば、あの飲み会でちょっと話してたこと」
僕はおもむろに話し出しました。
「あ、独立のこと?」
「うん、あの日は結構ショック受けてぐさーっときたんよ。」
ちょっと笑いながら、でも思ったことをまず言いました。
「でも●●(親友の名)からみたら甘いってこともよく分かってる。
だから、いつか実績で証明するしかないなって、
それもモチベーションにしてるんやで。」
「え、そうなの?」
意外な、反応。
「ごめん、そんなつもりじゃなかった。
ただ、将吾がどういう風に考えてるのかを知りたかったんだよね。」
え、そうなの?
完全に僕の早とちりでした。
まぁ、悪意はないだろうと思ってたんですが、
彼の取りたかったコミュニケーションと
僕が受け取ったものはまるっきり違ったんですね。
これぞ、僕の卑屈フィルターです。笑
自分が一番、自分のことを甘いと思っていた。
だから、彼の言葉にそのフィルターを掛けて、
勝手に傷ついていたことに気づきました。
恥ずかしかったけど、なんか嬉しくなりました。
なんだ、そうだったんだ。
そして、僕はあの日言えなかったことを沢山話しました。
彼は時折経営者目線も交えながら、
それでも真剣に聴いていてくれました。
「それで、いつかやりたいことがあるんよ。
●●(親友の名)のコーチングをやりたい。
いつか力になれたら、嬉しいよなぁー。」
本当に、自然に言っていました。
営業する気なんてなかったから。
ただ、いつか叶えたい夢のひとつとして、宣言しておこう。
そんな気持ちでした。
その後、彼は彼で抱えていることもあって、その話なんかをしました。
僕は自分にできることとして、真剣に耳を傾けました。
時折意見も交えながら、話は尽きませんでした。
結局別れたのは、22時半を過ぎていました。
7時間近く話していたことになります。
●●(親友の名)とは一生付き合っていきたいなぁ。
そんなことを改めて感じられる、いい時間でした。
僕は家に帰り、
日中書けなかったブログ記事作成に再び向き合っていました。
それは日中のデジャブのように、
突然電話が鳴ったのです。
時計は23:12を指していました。
プロとして、依頼したい
「もしもし、今大丈夫?」
電話の主は、さっき別れたばかりの親友でした。
「あのさ、コーチングだけど、俺受けるよ。
将吾のクライアント第1号になるよ。」
唐突に、そう言われました。
僕は彼が何を言っているのか、一瞬分かりませんでした。
「えっ?」(これしか言えなかった・・・)
「今日話して、プロとして依頼したいと思った。
俺社長やってるから本当に心を開いて話せる人って少ないんだよ。
でも将吾にはなんでも話せるなって改めて思ったのね。
だから、お願いしたい。」
「プロとして・・・」という言葉に、
彼が真剣な想いを込めてくれていることが伝わりました。
電話を切った後、LINEが来ました。
「心の底から、自分が最初に受けたいと思った」
そう書いてありました。
改めて、「売る」ということについて
まったく売るつもりなんてなかった。
そしたら、「買いたい」と言ってもらえた。
これは何なんだろうか?
あの夜の出来事を、ずっと考えてました。
僕は営業というものをはき違えてたんでしょう。
例えるなら、オーディションや面接のような。
「絶対受からなければいけない!!」みたいな。
買ってもらえないかもしれない、
という恐怖が先行して僕は全く相手のことが見えていなかったんだと思うんです。
「自分が認めてもらえるか」
それだけを気にして、提案する。
それは、苦痛でしょう。
売りたくもなくなるでしょう。
今回の出来事を通して、学んだこと。
それは、本当にいいと感じてもらえるなら、
「売る」ことは意識しなくても自然に必要としてもらえる、ってこと。
そして、やっぱり自分のことよりも
相手のことを真剣に考えてコミュニケーションする、ってこと。
目の前の相手には、伝わるんですね。
「この人は私のために話してくれてるのか、
それとも自分のために話してるのか」ってことは。
思いもよらない出来事だったけど、
数えてみたら福岡に行ったあの日からちょうど50日でした。
あの日福岡に置いてきた30万円は、
ちゃんと僕を未来に運んでくれました。
それも、とんでもないところに。
こんな未来、1mmも想像してなかった。
一生関わりあいたいと思っていた親友と、
また新しい関係性で高めあっていける。
そんな期待に、ワクワクが止まりませんでした。
あぁ、本当に30万円置いてきてよかった!
心の底から思いました。
やりたいことに近づくためには、
やらざるを得ない環境をどう作るか。
またまた証明されてしまいました。
この考え方は、上手くいくってことが。
お金のブロックは、
自分をひとつ成長させるために
あるのかもしれません。
前回、そして今回の記事が、
あなたの勇気になれたら嬉しいです。
僕も頑張って乗り越えました!
あなたもきっと、できるよ。
陰ながら応援しています。
山崎 将吾
https://lin.ee/eoZFulh
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